| 間取り3・・・2006.02.02(木) | |
| 間取りについて少しロジックに書きますネ. ボクの住宅設計の手法(間取りについて限定)として, 「家の内部での回遊性」 「部屋のプロポーションを崩さない」 「通風の確保」 「家の中から家が見えるように」 「帰ってくる人への語りかけ」 の5つをいつも心がけています. 実はこの5つ,尊敬する建築家故宮脇壇氏のコトバでもあります. 「家の中の回遊性」 いつも同じところを通って家の中を動くのはつまんない. たまには,遠回りしたりグルグル回る間取りにすると少しは毎日の生活に変化があるんじゃないかと思っています. 「部屋のプロポーションを崩さない」 よく,一部を飛び出して別の部屋に食い込んでいたり,異常に大きい部分,または異常に小さい部分を見ることがある.これはそれぞれの部屋のプロポーションが崩れていて,家全体に違和感を与えているのでしょう. 「通風の確保」 日本家屋のすばらしいところのひとつに,キチンと通風を考えられていたところがあげられます.昨今空調設備が充実して断熱性能も上がってきています.しかし,できれば空調設備に頼ることなくできるだけ自然の環境で生活したいものです.平面上の通風が確保できなければ断面での通風の確保をしたいものです. 「家の中から家が見えるように」 ボクだけでしょうか? 家の中から家が見えるのは,なんかウキウキします. 客観的に自分の家を見るにはある程度の大きさが必要ですが,できればそのウキウキ感を毎日味わいたいものです. 「帰ってくる人への語りかけ」 「ただいま!」 「おかえり!」 カゾクからコトバは聞くことができますが,夜も遅くなってみんなが寝てしまってから帰ってくることもあります.そんなとき自分の家に「おかえり!おつかれさま!!」なんて言ってもらえたら・・・.実際はしゃべらないけどネ(笑) 今回自邸の設計をしていて,いわゆる「狭小住宅」ではこの5つ全てを網羅することはできなかった.ただ,このことを考えながら間取りをするとたとえチープな材料を使うことがあっても,とても楽しい家ができることは経験済み. 収納であるとか,いろんな部分はもっとあとの話にするとして,間取りについてはこれぐらいで,今度は立面・断面的なことに移るとしよう. |
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