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2015-10-01

064森小手穂のいえ

■ ほどよい距離感

□設計から引越しまでの記録


 

  • 所在地:和歌山市
  • 敷地面積:169.35㎡(51.23坪)
  • 延床面積:111.77㎡(33.81坪)
  • 構造規模:木造2階建て
  • 工事費:約2500万円
  • 竣工:2015/10
  • 施工:株式会社 宮本工業
  • 撮影:長岡写真事務所

 

ご夫婦と可愛い二人の娘さんのための家。
のどかな田園風景が広がりつつも中心地へのアクセスも良く人気の敷地に建つこの住宅は『距離感』をコンセプトにしています。しかも『ほどよい』のがミソ(笑) 一室一体空間はいつものとおりでLDKを中心に『ほどよく』つながるようストリップ階段付きの吹抜け建物の中央に採用。吹抜け廻りの2階部分は単純に廊下にすることなくパブリックスペースとして皆が使えるよう、カウンターを設けて勉強スペースにしたり、パソコンコーナーなんてことにも使えるようにしています。リビングでくつろぎながら2階のフリースペースで勉強していたりと『ほどよく』同じ同じ空間に身をおいてる家族が想像できます。
外部アプローチは分譲地の一番奥に位置する敷地であったため、真正面を向かずに少し斜めにして、帰宅時に『迎える』という意図をカタチにしています。また正面(西面)ではなく裏(南東)に開くデザインもご近所さんとの『ほどよい』距離感を保てています。

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